BCG接種のスケジュールについて。
BCGと他のワクチンを同時接種することは、医学的には問題ありません。
但し、BCGは他のワクチンとは接種の手技が大きく異なります。
他のワクチンの多くが皮下注射、筋肉内注射(一部は経口接種)なのに対して、BCGだけは専用の器具を用いて、皮膚にスタンプを押す方法で接種します。
BCGの薬液はとても濃いので、絶対に皮下注射や筋肉内注射をしてはいけない薬液です。
最近は予防接種が非常に複雑になり、多くの種類のワクチンを同時に扱う機会が増えています。
皮下・筋肉内注射をするワクチンと、皮下・筋肉内注射をしてはいけないBCGワクチンが現場で交錯する状況は避けたいと考え、より安全な方法として、当院ではBCG接種専用の時間帯を設けさせて頂いております。
(つまり、BCGの時間帯には他のワクチンを一切扱わないようにしています。)
そのため、患者様には不便をおかけしておりますが、上記の様な事情もあり、ご理解の程宜しくお願い致します。
(平成24年10月7日更新)
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接種スケジュールについて
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